導入事例D社 「テレビCMに耐えられるインフラを構築したい!」
- お客様からのご要望
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- テレビCMによる急激なアクセスに耐えられるインフラを構築したい。
- 通常時は極力費用の発生を抑えたい。
導入前の概況
webサイトは全てリッチコンテンツで構成されており、過去の実績から利用帯域の増減幅が100Mbps以上であることがわかっていました。これまではアクセスの増減を自社で予測しながら、契約帯域の変更やサーバ数の変更をするという運用をされていましたが、予想以上に構築コストや人的コストが発生していました。
RHEMS Japanの解決手法
- キャシュの利用で安定化
- RHEMS Contentsのご提供
コンテンツへのアクセスの急増があっても、コンテンツが置かれているサーバへのアクセスが増えなければサーバの増設は必要ありません。但し、そのアクセスの急増で発生する負担をどこかへ逃がす必要があります。このような状況ではCDNの利用で外部のキャッシュサーバを利用することが有効な手段となります。弊社でもAmazon CloudFrontを利用したCDNサービスのご提供を開始しておりましたので、今回はそちらのご提案させていただきました。基本的には従量課金のサービスですので、その部分もご要望に合致しており推奨できるポイントでした。
システム構成図
プラスα
お客様の想定を上回るアクセスがありましたが、コンテンツの置かれているサーバの増設をせずにピーク時を乗り切ることができました。サービスの停止が許容されない、いわゆる「版権物」のコンテンツとのことでしたので、念のため本番稼動サーバの2倍のサーバを即時稼働が可能なように準備をしておりましたが、利用することなく安定した配信ができておりました。その後、3ヶ月程度でアクセスも落ち着きましたので、今後のリリース予定とアクセス数の想定などをお伺いしながら適切なサーバ台数をご提案し、通常時の費用を抑えることに成功しました。
事例による改善で大幅なコストの軽減が実現しました。